2012年08月31日

特許制度のあり方を問う、アップルとサムスンの特許訴訟


知的財産制度、特許制度は社会における産業の発達を目的として技術の進歩を保護するものだが、今、興味深い裁判が行われている。

スマートフォンの裁判でアップルとサムスンの争いである。すでに世界10カ国・地域で訴訟となっている。

2012年8月24日 双方が特許侵害と裁定

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ソウル中央地裁は米アップルと韓国サムスン電子の特許侵害をめぐる訴訟で、両社が互いの特許を侵害したと認めた。アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」、サムスンの「ギャラクシー」などの一部製品の韓国内での販売禁止を命じた。地裁は、アップルがサムスンのデータ送信などに関する特許2件を侵害したとして、計4千万ウォン(約280万円)の賠償を命令。サムスンもアップルの操作性に関する特許1件を侵害したとして、2500万ウォンの賠償を命じた。


2012年8月24日 アップルの勝訴
米カリフォルニア州連邦地裁の陪審団は、アップルの主張をほぼ全面的に認め、サムスンに約10億5000万ドル(約825億円)の賠償支払いを命じる評決を下した。アップルの「iPhone(アイフォーン)」の形状のデザインや、タッチ操作技術など6件について侵害を認定。通信に関する技術特許を侵害されたとしたサムスンの訴えは棄却された。


ドイツでは、アップルの主張が退けられた。ミュンヘン地裁が裁決したのはGalaxy Tab 10.1Nとスマートフォン「Galaxy Nexus」を対象にした案件で、Appleが主張するタッチスクリーン関連特許の侵害はないと判断した。

日本では、2012年8月31日に米アップルがサムスン側に1億円の損害賠償を求めた訴訟の中間判決がある。特許侵害の有無に対する裁判所の判断が示される。


アップルのジョブス氏は、生前、AndroidはiPhoneを盗作したもので、許せないと話していたという。全財産を投げ打ってもAndroidを潰すとまで考えていたらしい。

確かにiPhoneの技術は世界のスマートフォンを変えた。革命の騎士であることに間違いはない。ただ、アップルの社風は以前から閉鎖的であり、市場を独占しようと考えているとも思える。

昔のPC/AT互換機とアップルを思い出す。初期のアップル製品(MAC)はユーザーが修理をしようと裏蓋のネジを開けただけでメーカー保証が受けられないとまで言われた。完全なるアップルの秘密主義だった。

技術の進歩はライバルから学ぶことであり、社会にとって不必要と思えるような市場独占や技術の独占は、歪んだ不公平な社会を構築することになってしまうと思う。

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posted by Kunihiko at 11:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | Android | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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